もしダンジョンマスターになってしまったら

プロローグを始めよう

「ん？ 何だこれ？ 」

羊皮紙が炎上したあと、一冊の辞書並みの分厚さの本が現れた。

表紙には、
『ダンジョンブック』
と、書かれている。

だが、まずは自分のステータスを確認してみよう。

「『ステータス確認〈俺〉』」

【
・〈名無し〉
・ダンジョンマスター
レベル1
称号：〈ダンジョンマスター〉
スキル：〈迷宮作成〉〈ステータス確認〉〈冷静沈着L.V.1〉
LP1000/1000
MP100/100
STR10（10）
VIT10（10）
INT10（60）
MIN10（60）
DEX10（10）
LUK10（10）

】

備考：称号〈ダンジョンマスター〉
種族ダンジョンマスターに与えられる称号。全ステータスに10の補正。
スキル〈迷宮作成〉
ダンジョンを作るためのスキル。
スキル〈冷静沈着〉たいていのことには驚かない。INTとMINにスキルレベル×50の補正。