プロローグ

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「今日もつまんない一日が始まっちまったな」 朝イチからこんな愚痴を溢しているかれは社拓斗(やしろたくと) 知能は上の中、運動神経もそこそこある文武両道の言葉が似合っている ルックスもそこそこあるので周りからは黄色い声もよく飛んできている しかし、考え方はドライでなかなか鈍感であると来たもんだ (にしても眠い!) と思いつつも何時もの通学路を歩いてく拓斗 「 ん?あれは?」 一匹の子猫が横断歩道で固まっているではないか 彼社拓斗は無類の可愛いもの好きでもあったのだ 「 あれは助けないと絶対にいけない!」 直感的にそれを感じた拓斗 拓斗は何の躊躇もなく飛び込み子猫助けることに成功する 「もうあんな危ない事をやるんじゃないぞ?」 そして子猫と別れてもまだ凄く幸せそうな顔している拓斗であった それが最後のこの場所での幸せを感じた瞬間であった そして何の前触れもなく… トラックに撥ね飛ばされて… 死んだ… そして呆気なく終わった そこから彼の新しい物語が始まっていくのだった
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