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思い出は振り返らぬまま時の中掠れていた
夕暮れゆっくり沈みゆく夕陽
あなたと観てたのいつの頃だろう
少し肌寒い風もあなたが傍で温めてくれた
海に溶けてくオレンジ色もあなた横顔も思い出の中にしまい込んで
私は私の道を歩き始めた
もう二度と振り返らないと
信じた愛が壊れてしまっても
どれほど涙こぼれ落ちたとしても
時は癒してくれる
忘れることも時には必要
緩やかに心癒えたら
思い出の引き出しが開いても懐かしいと笑えるだろう
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