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いやいやいや。
にらまれる意味がわからん。
俺は首をかしげて天南の目をまじまじと見返してやる。
すると、何故か意地悪そうな笑顔になっていく天南。
前からよく分からない奴だとは思っていたけど、ここまでくると逆に怖いぞ!?
目を逸らそうか迷ったがそらしたら負けなような気がして目を離さずにいると笑顔で手招きされた。
「なんだ?」
「いいからちょっとこっち来なよ」
「えぇ……。やだ」
テーブルをはさんで反対側にいる天南や弥兎達に背を向けると食堂の出口に向かった。
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