厄介事は突然に…!

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「なんであんたがいる?」 睨み付けて言うとヘラリと笑い返された。 「あれれ~?歓迎されてない感じ~?」 「師匠はどうしたんだよ」 「あ~、師匠がねぇ。行ってこいって☆」 「はあ!?」 奴は口に人差し指を当てて片目を閉じる。 男がやってもキモいだけのこのポーズが様になっていることが無性に腹が立つ。 一発殴ってやりたいぐらいに…。 「怒っちゃ駄目だよ?師匠はめんどくさがりやなんだからぁ☆」 「……てか、そのしゃべり方やめろ。キモいから」 こいつがここにいることはひとまず置いといて、俺は思っていたことを口にする。
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