厄介事は突然に…!

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「………」 いつまで待っても衝撃が来ない。 あ、あれ…? 「ずるい」 突如聞こえた不満たらたらの声。 それと同時に頭上から聞こえるクスクスと笑う声。 「君のおかげだね」 すぐ近くで聞こえた声に我に返るとさっきよりも密着している体。 ………なんだ?この状況。 「なんであんさんはそんなに海に引っ付いてもらえるんや!」 「そんなの、海が僕になついているからに決まっているだろう?」 「ありえへん!そんなの認めへんからな!」 あれ?さっきまで険悪な雰囲気だったのにな。
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