厄介事は突然に…!
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「海…」 落ち着いた、今まで聞いたことがないような奴の声に顔を向けると、気持ち悪いくらいの満面の笑みで両手を広げている。 「ばっちこい!」 奴の声は静まり返った食堂には大きすぎた。 ただ静かだった空間が白けた空気へと変わり、見なくても分かるくらい全員の目が冷めていく。 あぁ、こいつアホだった……。 俺はため息と共に奴を見る。 奴は多分俺がそっちに行くまでやりつづけるだろう。
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