厄介事は突然に…!

22/27
前へ
/233ページ
次へ
「……」 急に言葉を発さなくなった奴を見ると絶望に満ちた顔で俺を見ている。 周りの奴らは何故か手を合わせて拝んでるし……どうしたんだ? 「う、海…?わ、わいら、幼馴染み…やんな?」 奴が吃りながら聞いてくる。 「ん?なに当たり前の事言ってんだ?」 「そやかて、今…」 「アホか、幼馴染みだからって仲良いとはかぎんねぇだろ。そもそも、俺昔からあんたの事苦手だったしな」 「う、ううぅ」 奴はうつむくと何やら唸りだした。 「な、なんだよ……」 俺はたじろぎ後ろに下がる。 「う~み~」
/233ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1155人が本棚に入れています
本棚に追加