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「……」
急に言葉を発さなくなった奴を見ると絶望に満ちた顔で俺を見ている。
周りの奴らは何故か手を合わせて拝んでるし……どうしたんだ?
「う、海…?わ、わいら、幼馴染み…やんな?」
奴が吃りながら聞いてくる。
「ん?なに当たり前の事言ってんだ?」
「そやかて、今…」
「アホか、幼馴染みだからって仲良いとはかぎんねぇだろ。そもそも、俺昔からあんたの事苦手だったしな」
「う、ううぅ」
奴はうつむくと何やら唸りだした。
「な、なんだよ……」
俺はたじろぎ後ろに下がる。
「う~み~」
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