とことん非王道君です！

厄介事は突然に…！

「消えてくれへん」

睨むよりも、怒るよりも。

静かで冷たい視線が二人に突き刺さった。

「海、わい入学手続きしてくるわ。これからずっと一緒やで」

それだけ言い残すと颯爽と去っていった。

最悪だ……。

奴とこれから一緒に生活しなければならないと考えると、頭を抱えずには要られない。

厄介なことになった…。

食堂に居た全員が頭を悩ませたのだった。