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……ってあれ?おかしいな、落ちた時の痛みがこない。
俺は恐る恐る目を開けてみる、と、
「はぁ……」と溜息を吐く朔に抱きかかえられていた。…姫抱きで。
「さ、朔?」
なんでここにいるの?w
あ、逢引き!?逢引きなの!?風紀委員の誰かと出来てるの!まさか!風紀室をちらりと見回してみるがこの部屋には俺といいんちょーと朔の三人しかいなかった。…という事は、いいんちょー!?いいんちょーなのかな!?やっば、風紀委員長×親衛隊隊長!?ナニソレ美味しいかも!ん?でもいいんちょーはあの体格でもあの性格…まさかの朔攻め!?うん、朔ちょっと毒舌っぽいし、うん、親衛隊隊長×風紀委員長かも!ふぁ、美味しいよ、美味しい!!「ハクちゃん、聞いてるの~?」
はっ…!妄想の世界に堕ちるところだった……!
目の前をみると、すっかりチャラ男バージョンの朔の顔が目の前に、そう目の前に、え、か、か、顔近……!!!
「え、ちょ、さ、朔お、おろして、、」
「はぁい~」
朔は焦る様子もなく俺をソファーに降ろした。
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