seek2

4/6
477人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
……ってあれ?おかしいな、落ちた時の痛みがこない。 俺は恐る恐る目を開けてみる、と、 「はぁ……」と溜息を吐く朔に抱きかかえられていた。…姫抱きで。 「さ、朔?」 なんでここにいるの?w あ、逢引き!?逢引きなの!?風紀委員の誰かと出来てるの!まさか!風紀室をちらりと見回してみるがこの部屋には俺といいんちょーと朔の三人しかいなかった。…という事は、いいんちょー!?いいんちょーなのかな!?やっば、風紀委員長×親衛隊隊長!?ナニソレ美味しいかも!ん?でもいいんちょーはあの体格でもあの性格…まさかの朔攻め!?うん、朔ちょっと毒舌っぽいし、うん、親衛隊隊長×風紀委員長かも!ふぁ、美味しいよ、美味しい!!「ハクちゃん、聞いてるの~?」 はっ…!妄想の世界に堕ちるところだった……! 目の前をみると、すっかりチャラ男バージョンの朔の顔が目の前に、そう目の前に、え、か、か、顔近……!!! 「え、ちょ、さ、朔お、おろして、、」 「はぁい~」 朔は焦る様子もなく俺をソファーに降ろした。
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!