seek6

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* * * 「………」 「………」 またしても、気まずい雰囲気が流れていた。 今思えば、彼の仕草にドキッとさせられていたのは彼がしゅーちゃん本人だったからだ。 彼がしゅーちゃん。その事実は俺の中にすっぽりとはまっていた。 「…しー?」 「…なあに?」 「本当に、しーなの?」 『…なに?俺のコトわからないのばかしゅー。』 俺がそう言うとぱあああっとしゅーちゃんの顔が明るくなり、「しーだ!」と抱きつかれた。 …小さい頃から俺はノンケじゃあなかったらしい。びっくりだわ。 好きな人が男だったなんて俺はどうすれば… それにしてもここは… 「…保健室?」 俺がそうつぶやくと、しゅーちゃんは「うん、保健室だよ。」と返してきた。
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