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「ただいまー」
誰もいない部屋に向かって、私は意味もなく挨拶をする。
今日も一日物凄く疲れたので、私はシャワーを浴び、着替えてからすぐにベッドに飛び込んだ。
やっぱり性格に合わない仕事をずっと続けるのもそろそろ限界かなぁ、なんて思い始めてきたこの頃。
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ゴトンッ……
いつの間にか深い眠りについていた私。
けれど、その睡眠は一瞬にして、郵便受けに手紙を入れる音により遮られた。
時計を見てみると、0時00分。
こんな時間に配達だなんて……
普段こんなことがあれば、絶対起き上がるなんてことしない。
けれど、こんなことが普段ないからこそ私は不思議に思い、ベッドから起き上がって郵便受けに手を伸ばした。
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