序章

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「そんなご託はどうでもいい。お前はここで倒す!!」 ドロッチェは更に目付きを鋭くし、黒いもやを睨む 《ほう、我を倒す…面白いことを言うな…》 ドロッチェは船から出て黒いもやにレーザーを放った 《我にそんなもの効かぬ!!》 「ならば…これならどうだ!!」 ドロッチェは持っていた杖を戻し、また手を掲げ光をだす。そこから、さっきと別の杖を現した。そして、そこから星が飛び出す。黒いもやに星があたり黒いものがかけていった 《な、何だそれは!!》 ドロッチェは笑みを浮かべ 「やはり効いたか…これはトリプルスターと呼ばれる宝杖…闇には通用するんだよ」 ドロッチェは空間移動をしながら次々と攻撃する 《ぎゃぁぁぁぁぁ!!》 黒いものが小さくなる 「ふぅ…さて、これからあいつらに、何て言って謝ればいいんだ?」 一人悩んでいたドロッチェだったが ――まだ…終わらん…―― 「な、っ…――!!」 瞬間、ドロッチェは自分の中に何かが入ってくるような感覚に陥った 「うっ…―く…そ…俺…の中…に…うあ!!」 ――お前はカービィの仲間である以上に不思議な力があるようだな…―― 「不思議な…力…だと…」 ――何だ、お前は自覚は無いのか…ふふ…では、お前の隠された力、我が存分にカービィを倒すために使わせてもらう!!―― 「う、うあぁ!くっ…こ、このやろ…あぁ…やめ…ろ…ぐ…」 ドロッチェの体は力なく、崩れ落ちた。
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