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放課後、親衛隊のみんなで会議を開いた。
過激派怖いです。
制裁制裁言ってるんだよ?
だから余計に嫌われるのになんて臆病な僕は言えない。
「みんなー聞いてー。
あのねぇ俺はみんなが傷つくとかやだの。
みんないい子だから我慢…できるよね?」
光は殺人スマイル(僕命名)を繰り出し周りを血の海に沈めた。
自覚あるって怖いねー。
とっても妖艶な笑みでした。
それでもやっぱり過激派は完全に納得してる訳じゃないから、穏健派の子達に監視を頼んだ。
さっすが隊長さん。
会議を終了したあと、僕と光ちゃんは会議室に残った。
「王道通りならやっぱどうしても制裁は起きちゃうよね…」
「だよなぁ…」
「腐男子チャラ男隊長は総受けになるんだろうなぁ…」
「そうだな……。
いやいやなんないよっ!?
なんて恐ろしい事を」
ふるふる震える光を抱きしめ、
「お前は俺が守る」
「由多…」
ごめん、僕には似合わなさすぎた。
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