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そんな中、隣の席の奴がそう言った。
「それはお前の事情だろ、えーと、お前は……藤崎か。まぁ始めっか。俺は浜岡拓海(ハマオカタクミ)、歳は23。ちなみにバリタチ。特に凛は啼かせてみたい。」
最後の説明いらなくね?
てか特に俺って意味わからん。
周りは騒いでたけどな。
ま、先生のうっせー!って一言でおさまったけど。
適当に聞き流してると、隣の奴が話しかけてきた。
「お前これから大変そうだな。今から自己紹介あるらしいけど、俺、藤崎遠矢(フジサキトオヤ)。遠矢でいいよ。よろしくな。」
遠矢は黒髪で、爽やかなイケメンって感じだった。あ、ちなみに俺は地毛で明るめの茶髪。
「俺、美旗凛(ミハタリン)。凛でいい。よろしく。」
そう言って遠矢に微笑んだ。
「おう!」
なんだかんだで自己紹介が終わり、学校について軽い説明を受けた。
食堂や購買があり、部屋のルームキーで支払い可能。生徒会は先生の次に偉い。理事長はトップ。寮は二人部屋。
あとは面倒らしく、HRの終わりにルームキーを貰ってこの日は終わった。
ルームキーを貰いに言ったとき、部屋に来いと言われたがスルー。
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