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「お疲れ様です!」
「後は私達がやりますので、今日はゆっくりとお休み下さい」
「何かお食事やお飲みものはいりませんか?」
ここで作業している迷彩色の服を着た自衛官の人達が僕の姿を見て、口々に労いの言葉を掛けてくれる。
だけど言葉に甘える訳にはいかない。
皆もかなり疲弊している筈だからね。
昨日から僕達はひたすら遺体を運びここに並べる作業を延々と行っている。
そして並べられた遺体に番号の書いてあるシールを1人ずつ貼っていくのだ。
何人の遺体がここに運ばれてきたのかがこの番号で分かるから、精神的に相当きつい仕事だろう。
皆この極限状態の中、共に任務を遂行してきた仲間だ。
僕はたった1日いるだけだけど、皆の結束が非常に固いことが見て分かる。
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