13873人が本棚に入れています
本棚に追加
江島「で.....level-9は?」
山崎「こちらは珍しく自然系でした」
江島「自然系か。これまたレアなものがでたな。して、なぜマイナスなのだ?」
山崎「こちらの能力者は自然系 氷 だったのですが.....。ちょっと特殊でして、制御ができず見境なく周りを凍らせてしまうのです」
江島「充分危険ではないか」
山崎「いえ、今はペンダントの力で抑制しています。ですが誤作動のせいで完全に力を押さえきれず、触れたものは凍ってしまいます。ですのでお気をつけください」
江島「ペンダントも完璧ではないようだな」
山崎「はい。今後の課題です」
江島「まぁ、いい。皆のもの! 聞いていたな! 今回は初の対能力者訓練だ!! 学校を中心に半径三キロに結界を張っておいた! 学生たちが遠くへ逃げる心配はない!!」
『オオ!!』
江島「これは訓練だが、実戦に限りなく近い状態で行う! 相手は学生だが能力者だ! 例え能力が弱くとも油断すればやられるだろう! だから情け容赦なく殺れ!! いいな!!!」
『オオォォォ!!』
江島「では、訓練開始!!」
最初のコメントを投稿しよう!