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「おい。起きろ。
もうそろそろHR始まるぞ。」
「………むぅ。」
ものすごく不満そうな目をしたが、なんとかすぐに起きてくれた。
「それじゃあ俺はこれで。」
俺はそういいながらベンチから立ち上がり、クラス表を確認しに行く。
ちなみに俺のクラスは1-5だった。
あと、このクラス発表は入学式の座席の番号で書かれているから誰がどのクラスかは分からない。
この発表のルールは初代校長の提案だとか。
なんか、すごい心配になってきた。
俺はそんなことを思いながら、自分のクラスに向かって歩き始めた。
後ろでさっきの女の子が俺を凝視していることに気が付かずに。
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