ペア分け

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「まさか、同じクラスだったとはな。」 「俺はお前が本当に受かってたことに驚きだよ。」 「お前も学校の先生と同じこというんだな。」 そう。俺は馬鹿なのだ。 そして、玲人は結構頭がいい。 学校でも玲人は余裕で合格するが、俺は落ちると思われていた。 「まぁここは筆記だけじゃないからな。」 「筆記も頑張ったさ。鉛筆とかが。」 「運かよ。」 「that's right」 「黙れ。」 「はーい。」 とか、そんなやり取りをしていた途中で教室のドアが開く。
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