一柱と一人の黄泉津坐大神イザナミ神

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リストラされた(汗) 社会の景気は、ドン底の底から若干、上向いてきたが まだ……寒い。 洒落にならん。 職がない(汗)選っているのではない。 私の目に触れた時には…… 面接希望者が殺到しているのだ(>_<。) 今は、まだなんとか飢えを凌げるだろう。 収入は、失業保険と多少の貯えで食いつないでいる。 が、早急に! 働かなければ生きた心地がしない。 ガチでヤバイのだ(汗) 天涯孤独の身でもあるし。 そんなわけで、この社には一服の癒しと再就職祈願に 来たわけだ。 趣味も満たせる(*´∇`*) スタスタと、石畳の参道を進み、おててとお口を濯ぎ 本殿前でお賽銭を50円入れ本殿へと二礼二拍一礼し、 その場を少し離れ、その後本殿横手の、杉の御神木の 脇に据えてあるベンチで、 (>.<)y-~フゥ……♪ 一服するとしやすか? と思いつつ、そちらを見ると…?! 御神木のそばに、美女が!? 御神木の方を向いてるので私からは、その美女の背面 しか見えない。 腰まで伸びた烏の濡れ羽色の黒髪と、眼福な流麗なる 背中から腰へのライン。 絶妙な細さと長さ、そしてバランスのとれた足が…… 私の両目を釘づけに! 一瞬、たしろぐ私(汗) だが、なにかが!! そちらに足を進めよ…… と、そそのかす。 普段は、ヘタレのくせに。 そしらぬ顔(´・ω・`)をしいしい、内心は気になり つつも、御神木からすこし離れたベンチに座り、 わかば を、一本出すとジッポーで火をつけた。
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