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「それじゃ秋バイト行ってくるから
戸締り頼むな」
「りょーかーいーなり~後は私がSECOMしとくね~」
うるさい夏季限定ニートめ、宿題おわってないんだろうなぁー心配だ
「今日から新しいバイトの子が来るんだっけ・・
秋みたいな子だったらどうしよ・・」
いや、あんなのが世界に2人もおってたまるか
せめて普通の女の子であってほしい。割と切実に
そんなことを思っているうちにバイト先に来てしまった
「おはようございます、みさきさん今日ですよね?新しいアルバイトの子って?」
「あら、司くんおはよう 紹介するわね
こちらが新しいバイトの 水無 結衣菜さんよ」
「はじめまして、水無 結衣菜です。今日からよろしくお願いいたします」
おぉ、どうやら普通の女の子みたいだ・・
ん?まてよ・・この黒髪ロングの女の子どっかで見たような気が・・・人違いだったら恥ずかしいし。
とりあえず初対面ってことにしといた方がいいか・
「はじめまして、小鳥遊 司です。自分もアルバイトなんで敬語とかは大丈夫ですよ」
「そう、じゃあ司。いろいろ教えてよ」
いきなり呼び捨て!?なんだこの女!確かに言ったのは俺だけど違くない?少しは配慮したり少しずつ距離縮めたりするもんじゃないの!?
「えっと、それじゃあ皿洗いの仕方とコーヒーの淹れ方教えますね」
「お願いしまぁーす!」
あー、前言撤回新しいバイト・・・うざい!妹よりもめんどくさいかもしれん。
みさきさんはどうおもって・・
「司くん がんば!」
笑顔で言われたらもう頑張るしかない。
新しいバイトを教習すること2時間・・・もうだめだ!やってらんねぇ何回説明しても口答えとかなんなんだよぉ!
「あの、水無さんだからコーヒーにはミルクとスプーンと砂糖を置いてだしてくださいね・・」
「えー、私はブラック派なんで邪道だと思うんですよぉ~」
って君の話は関係ないんだよぉ!お客様に満足していただけるように全て添えてだしてよ!出されてイライラする人はいないからさ!むしろなにもない方が怒られるのよ!俺が毎回謝りに言ってるのよ!
もうなんなのyo!
「そっかー、ブラック派なら仕方ないね。じゃあ皿洗い頼んでもいいかな?」
「りょーかい!」
もう・・なんだかなぁ・・
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