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チュンチュン・・・
「・・・・夢か、懐かしいな、あれから10年以上もたったのか・・・・」
「お兄ちゃん起きてよ~私おなか空いた~」
「わかったー、今からなんか作ってやるから待ってろ。」
「早くしてよー」と妹が少し怒りながら言ってくる、自分で作りやがれ、と言ってやりたかったが可愛い妹にお兄ちゃんはそんなこといいません。 俺の名前は小鳥遊 司、妹は小鳥遊 秋、両親は二人とも事故で死んでいてそれ以降妹と二人暮らし、今妹は中学2年で俺は高校3年
俺がバイトをしながら何とか暮らせてる。
「おはよう秋、朝ごはん何がいい?」
「うーん、なんか食べれる物」
なんだそれ、俺が普段食べれない物作ってる見たいじゃないか、昨日なんかちゃんとオムライス作ってあげたよな?忘れたのか?
お兄ちゃんは悲しいです
「・・・・・・パンでいいか?」
「うん、それでいいや」
これが小鳥遊家の休みの朝だった。
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