プロローグ

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左近「ところで、左京よ」 皇帝「はい?」 左近「二人で酒を飲んでた時、麻呂に話してくれたでおじゃろう?覚えておるかの?」 皇帝「もしかして、あの事ですか?」 左近「あの事…つまり、ニート限定イベントの事でおじゃるよ。あのイベントの本当の内容を聞かされた時にはびっくりしたでおじゃる。と同時に何故麻呂を呼んでくれなかった?と思ったでおじゃる。一緒に見物したかったでおじゃるのに…」 皇帝「も、申し訳ありません。兄上があのようなイベントが好きだとは知らなくて…」 左近「ま、過ぎた事はもう良いでおじゃる。そのイベントの様子を収めた録画を見せてもろたしの。しかし、見てみると…ニート抹殺イベントと言うより、「皇帝ゲーム」と言った感じじゃの」 皇帝「皇帝ゲーム?」 左近「うむ。皇帝が命令とかしとるから皇帝ゲーム。ニート抹殺イベントと言うより、こっちの方がなんとなくかっこいい呼び方でおじゃろう?」 皇帝「確かに…言われてみれば…」 皇帝は左近に言われ、納得する。
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