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皇帝「この腕章を特別ゲストは腕に巻かなければいけない。そんなわけで特別ゲストが誰なのか直ぐにわかる」
皇帝が腕章を見せながら言う。
腕章には「特ゲ」と書いてあった。
つまり、特別ゲストを略して特ゲか。
エド「特別ゲストって僕みたいに無理矢理皇帝ゲームに参加する人ですか?」
皇帝「いや、無理矢理参加するのは貴様ともう1人だけだ。後の1人はちょっと違っててな…」
じゃあ、後の1人は無理矢理皇帝ゲームに参加させられるわけじゃないんだな?
皇帝「まあこれで、だいたいわかっただろう?貴様は特別ゲストとして一週間後に巨大飛行船で行われる皇帝ゲームに参加するのだ。わかったな?」
エド「はい…」
皇帝「うむ。では貴様は、飛行船の処女飛行当日まで、先に巨大飛行船に乗船しておけ」
エド「え?今からですか?一週間後じゃ?」
皇帝「良いから乗船しておけ。船内には色々設備も整っているから大丈夫だ。食事も出してやるしな。だから先に乗船してろ。親衛隊が貴様を飛行船に案内してやるから」
そして僕は親衛隊員達に巨大飛行船へと連れていかれた。
<エドの回想終了->
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