始まりの始まり(2)

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大ホールに着いた。 大ホールは結婚式場みたいなホールだ。けっこう広い。 中は多数の人達が各テーブルの席に座っていた。 各テーブル上に料理が並べられている。 多分犯罪者達は立ち入り禁止エリアに居るから、ホールには来てないと思う。 と言う事は、ホールに居るのはニート400人&年金暮らし400人の合計800人か。 官兵衛「空いてるテーブルに座らせてもらうか」 ジジイはそう言ってババアを連れて、奥のテーブルに向かって歩き、僕を手招きする。 仕方なく僕はそっちに向かう。 ジジイとババアは奥のテーブルの席に座り、僕もそこに座る。 ジジイとババアは座るなり早速料理を食べ始めた。 こりゃ美味い。最高だとか言っている。 僕は辺りを見渡してみる。 皆、ジジイと同じように料理をバクバク食べていた。 今のうちにたらふく食っとけば良い。 もうすぐ皇帝ゲームが始まるんだからな。
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