始まりの始まり(2)

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大納「皆様全員集まったので始めに自己紹介させて頂きます。えー、当選者の皆様。本日は我が巨大飛行船「つい楽・サッちゃん号」にご乗船頂きおめでとうございます。私、この飛行船のオーナーの「大納 次郎丸(オオナ ジロウマル)」と申します。そして、私の横に立っているのは、この飛行船の船長の「鴎野 海(カモメノ カイ)」です」 鴎野「船長の鴎野です。よろしくお願いします」 いつの間にか、演台にオーナーと船長が居て、マイクでスピーチしていた。 オーナーは、中年のオヤジで英国風な紳士なオヤジと言うイメージだ。 上品な黒のタキシードを着て、白髪混じりの髪型で白い口髭を生やしている。 そして船長は、白の船長服に鴎のイラストが書かれた白の制帽を被っている。 小太りで白い口髭を生やしたオヤジだ。 皆、興味なさそうにチラッとオーナーと船長を見てから料理を食べている。 大納「えー、オホン。皆様、今からゲームの内容の説明をするので食事はちょっとストップして下さい」 オーナーがそう言うと、皆食べるのを一旦やめる。
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