始まりの始まり(2)

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大納「質問については私は今から用事があるので答えられません。ですから質問については、皆様方の居る客室に電話がありますので、飛行船相談窓口に電話して下さい。電話番号は電話の横にメモがありますので、そこに書いてあります。解らない事や今私が説明した内容を聞き漏らした方が居ましたらそこに電話して下さい。後、ゲームは明日の朝開始されますので、放送を聞き漏らさないようにご注意下さい。では、皆様。食事をして楽しんで下さい。私は失礼します」 オーナーがそう言って頭を下げ、船長と共に大ホールから出て行った。 官兵衛「まあ、だいたいわかった。しかし、もしワシが呼ばれてクリアーして勝者エリアに行ってしまうと、お前とは離れ離れになるな」 ジジイはババアにそう言う。 海子「あなた、大丈夫よ。船内は立ち入り禁止エリア以外自由に行き交い出来るんだから。会いたくなったら直ぐに会えるわよ」 官兵衛「それもそうだな。でもちょっと寂しいが我慢するか」 ジジイはそう言って苦笑いしていた。
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