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小熊は続けて言いました。
「氷さん綺麗だね。体が透き通ってて水晶みたい。」
小熊は氷をまじまじと見つめていました。
「こんなに綺麗でもみんな溶かしにくるのよ。危険で恐ろしい氷だからってね。」
と氷が言うと小熊は泣きはじめました。
「そんなのひどいよ。なんで氷さんを溶かしにくるの?氷さんはなにもしてないじゃない。」
と小熊が言うと氷は、
「私は仲間の氷達がなにもしていないのに、いろんなどうぶつに砕かれ、溶かされたりしてたから仕返しに近付いてくるみんなを凍らしてるのさ。それで動物のみんな私が悪いって言って溶かしにくるのよ。」
氷がそう言い終わると小熊は泣きやんでいました。
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