第二章 普通と特別 

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チャイムが鳴った 「じゃぁ授業の準備しておけよー」 担任が教室からでていき クラス中が騒ぎ始めた 「あーおもしれー」 そう言ってアメ野郎はアメを 舐めはじめた じゃぁ俺も、、、、 俺はチョコを口にいれた あーこの味はいつでも落ち着くなー、、 「チョコが好きなのか?」 あ? 横を見るとアメ野郎がさっきとは 全然違う真剣な表情でこっちを見ている 「チョコが好きなのか?」 なんでもう一回聞くんだ? 聞こえてるっつーの、、、 「おお、、好きだけど、、、」 「なぜ?好きなんだ?」 なんだコイツ、、、 そんなにチョコが珍しいのか、、? どっか遠いところから来たとは言ってたけど そんなチョコも知らない所から、、、? 「3年前からか?」 ハッとしてアメ野郎の顔を見ると さっきと変わらない表情でこっちを見ていた 「放課後屋上に来てくれないか 確かめたいことがある」 アメ野郎はそういうと 放課後まで俺と一言も口を交わさなかった
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