第二章 普通と特別 

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、、、、はぁ? 急に何を言い出すかと思えば、、、 「というかこのアメを舐めろ」 そう言ってアメ野郎は緑色のアメを俺に向けた 「早く」 なんだ、、、?そんなのいつでもいいじゃねーか そんな急かさなくてもいいんじゃねーの? 「緑ってことは、、、メロンか?」 「あ?あぁ、、、そうだ」 メロンか、、、まぁ嫌いじゃないけど、、、 「今食わねーとダメなのか?」 「そうだ。早くしろ」 なんだこんなにそのアメうめーのか? たしかにメロン自体はうまいけどよ、、、 「じゃぁ、、、もらうぜ」 俺はアメ野郎からアメをとり 口の中にいれた ん、、、味しねーな、、、 と思った時 俺は驚いた なぜなら そのアメはチョコの味がしたからだ 「おい!これメロン味じゃねーぞ!これは、、、」 「チョコ」 は? 「そのアメはチョコの味がするだろう?違うか?」 「、、、あぁそうだよ!それがどうした」 「やはりか、、、」 「あん!?」 アメ野郎は大きく息を吸って俺の方を向いた 「お前には言わなければいけないことがある」 「、、、んだよ」 次の言葉に俺は文字通り言葉をなくした 「お前は普通の人間ではなく 特別な能力を持った人間だ 俺と同じでな」
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