第三章 終わりとはじまり 

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「覚醒ってのは自分本来の力を 100%発揮することだと思ってくれていい つまり技術面ではなく 精神面に力をいれることが必要だ だが人間そんな一瞬で精神を強くすることは 不可能だ」 そしてアメ野郎はどっから出したのか 俺にアメを見せた 「だが1部の人間はある事を満たすと 簡単に精神を強くし 覚醒する事ができる それがいわゆる覚醒手段というものだ 俺の場合はこのアメ」 そう言ってアメ野郎はアメを口にいれた 「アメを舐めると覚醒することができる」 すると 屋上にあるベンチが浮いた 「なっ、、、、浮いっ、、、!!!」 アメ野郎をハッと見ると アメ野郎はベンチのある方向に 手をかざしていた 「お前っ、、!!」 アメ野郎が手をおろすと ベンチが大きな音をたてて地面に落ちた 「これが俺の能力だ アメを舐めると舐め終えるまでの間 空気に波をつくる事ができる」 俺はアメ野郎の顔を見た 朝見たヘラヘラした顔だった 「俺は<アメ>の覚醒者だ」
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