序章

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俺の名前は雨宮雷蔵。 新宿界隈では有名。 俺は今、無職だよ。 時間に縛られないというのは、実に爽快だ。 俺は20歳から3年間、『ダンディー』というホストクラブで働いていた。 俺は『ダンディー』ではNo.1だった。 ところが俺が23歳の時に、『ダンディー』のオーナーに呼ばれた。 今月も売上No.1だったからオーナーに表彰さるのかととワクワクしながらドアを開けた。 するとオーナーが自分が経営している白雪研究所という化粧品会社が人材不足なので移動してくれと言う話だった。 『えっ!?』 俺が抜けても 『ダンディー』は大丈夫かなと心配になったが俺は快く 「はい」 と返事した。 それで俺は白雪研究所に移動して2年間働いた。 それなりに白雪研究者の仕事は俺には面白かった。 ところが明日25歳の誕生日をむかえる前日の夕方に、俺は突然に会社を辞めたくなった。 それで次の朝、辞表を書いた。 辞表はすんなり受理された。 それが1ヶ月前の話だ。 俺は今、自由を満喫している。
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