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物語を見ていてふと思う。
物書きの「も」の字も出来ていない僕だが、出来損ないならいくらでもあるし、完成してるものもしばしば。
まあ、ストーリーやプロットと言っていいのか分からないものばかりだけど。
世の中には数え切れないほどの作品がかなりある。
残念ながら僕は一ヶ国語すらまともに扱うことがままならないため、必然的にその量は大幅に減ってしまう。
それでも。それでもなお、この国の全ての物語を一生のうちに読破出来るわけはない。不可能と言ってもいいだろう。
仮に物語を小説だけに絞ってみたところで答えは同じさ。
結局何が言いたいのか?出逢いは人に限らず、ってことだ。
何度も言うが世の中には出回っている、出回ってない含めて無数の作品が存在している。
その中でも日の目を浴びた作品は一握り。
ひょっとするとどこかに名作が眠ってるかもしれない。そしてそれはもう起きないのかもしれない。
そう考えると一冊一冊がとても神秘的で、愛おしく見える。
だからか知らないけども作品に良い悪いなんて感じない。
合うか合わなかった。だから批評もあまりしない。
自分が他人の作品を語るなんて失礼な気がするから。
甘い考えであることは重々承知だ。
まとめると変な話だが本も一期一会。
本ばかり読んでいるわけにもいかないから一生で読める数なんてほんの僅か。
だからこそ、大切に読みたい。
気になった、なんとなく……そんな曖昧な理由でも手に取ることにしている。
そうしないと僕は小心者だから、眠った物語に顔向けできないんだ。
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