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とりあえず、適当にファーストフード店に入り
ドリンクを買って席に着く
席に着いた途端ナオがしゃべりだす
「私考えたんだけど、今度の日曜日皆で水族館行かない?」
瞳をキラキラさせてナオが言う
あぁー、凄い行きたいんだろうなぁー
でも私水族館なんて行っても
あぁーこの魚うまそー
って思うタイプなんだよ・・・
「おっ、いいねぇー。もうそれでいいじゃん(面倒だし・・・)」
祐介君・・・
ノリノリで返事してるけど
顔にメンドクセェーってもろにでてるよ
「じゃー、決まり!!俺水族館とか久しぶりなんだけど」
「そうなんだぁー、楽しみー」
リア充ほんと爆発しろ!!
っとうらめしい目でバカップルをみていると
祐介君に突然腕をひっぱられた
「わりぃーけど、決まったんなら俺ら帰るわ」
俺らって私もですか?
びっくりして止まっていると
祐介君は私の荷物を持ち
「じゃーな。詳しくは後でメールしといて」
と言い
私を引っ張ってどんどん歩いて行く
「えっ?ちょっ」
祐介君は店をでて少しした所で立ち止まり
「話は終わったんだし、ここからは俺に時間ちょーだい?」
私は顔が赤くなって
心臓がドキドキいってるのがわかる
そんな嬉しそうな顔で言わないでよ
「まぁーた赤くなった♪ほんとカワイ♪」
「それ絶対バカにしてるでしょ?私こういうのあんまり馴れてないんだからしょうがないでしょ!!」
「そういうすぐムキになるところも可愛いよ♪」
「もぉーむかつく!!」
私は祐介君の腕をポカポカ叩いた
祐介君はその手を掴み
私の顔を覗きこむ
「ほんと可愛い」
真剣な瞳でいつもより少し低い声
そしてゆっくり祐介君の顔が近づく
チュッ
一瞬唇がふれた
はっ?えっ?今・・・
キス・・・した?
私は祐介君を見る
「ハハッ、耳まで真っ赤」
「笑うな・・・」
「姫って結構俺の事好きだよね」
「はっ?」
「嫌なら拒んでよ」
「嫌じゃ・・・ない・・・」
「じゃー次は目閉じてね」
私は目を閉じる
再び祐介君の唇が触れる
さっきより長く
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