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容姿端麗・成績優秀だけじゃだめ
完璧すぎる女ってちょっと近寄りがたいじゃない?
だからたまにドジっ子を演出するの
移動教室の時の廊下なんてまさに最適
わざと何もないところでこけるの
ドシンッッ!!!
「いったぁ~い」
ちょっと半べそになって甘えるような声をだすの
するとほら・・・
「大丈夫か??」
男子が手を差し伸べてくれるの
「あ、ありがとう・・・」
って、えっ、ハルトっっ!!!
えー手触っちゃたよ///
顔赤いのばれてませんように・・
私はハルトの手を握って起き上がる
「姫演じるのも大変だな」
「えっ?」
「わざとこけたり、顔赤らめたり、女優になれんじゃね?」
満面の王子スマイルで言うハルト
わざとはこけたけど
「顔が赤いのはわざとじゃないよ・・・」
「おぉーそんな事言うから男が勘違いするんだぜ?」
「勘違いじゃない!!」
「待て!!俺に姫ワザ使ってくんなっ!!うぜぇ」
「・・・・・」
「じゃーな、姫さん」
はい、いつもこのパターンでかわされます
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