第3巻《怪奇現象!?桜蘭に…》

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ガチャ…バタン ハルヒは音のした部屋にゆっくりと足を忍ばせた。 ハ『あの~…誰かいるんですか?』 ハルヒは辺りを見渡した。 ガシャン! その時、ハルヒの後ろで何かが倒れた… ゾクッ! ハルヒはブルッと身震いした。 バッと勢いよく振り返ると… ハ『!!?……なんだびっくりした…』 ハルヒの後ろに居たのは・・・ ハ『君は…こんなとこで何をやっているの?……子ぎつね君』 そこには 銀色の小さな子ぎつねが居た。 子ぎつねはヴーと唸っている。 ハ『大丈夫、怖がらないで』 ハルヒがニッコリと笑い、手を差し伸べるとヴーと唸りながらも、ハルヒに近寄ってきた。 クスッ ハルヒは優しく笑い、子ぎつねを抱き上げた。 ガチャ… 桜『ハルヒ君!大丈夫?……あら?それは?』 ハ『音の状態はこの子だったみたいです』
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