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ガチャ…バタン
ハルヒは音のした部屋にゆっくりと足を忍ばせた。
ハ『あの~…誰かいるんですか?』
ハルヒは辺りを見渡した。
ガシャン!
その時、ハルヒの後ろで何かが倒れた…
ゾクッ!
ハルヒはブルッと身震いした。
バッと勢いよく振り返ると…
ハ『!!?……なんだびっくりした…』
ハルヒの後ろに居たのは・・・
ハ『君は…こんなとこで何をやっているの?……子ぎつね君』
そこには 銀色の小さな子ぎつねが居た。
子ぎつねはヴーと唸っている。
ハ『大丈夫、怖がらないで』
ハルヒがニッコリと笑い、手を差し伸べるとヴーと唸りながらも、ハルヒに近寄ってきた。
クスッ
ハルヒは優しく笑い、子ぎつねを抱き上げた。
ガチャ…
桜『ハルヒ君!大丈夫?……あら?それは?』
ハ『音の状態はこの子だったみたいです』
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