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すると、子ぎつねは窓の外を見ながら…
子『クゥーンクゥーンクゥーン』
悲しそうに泣き出した。
光『おやおや?』
馨『親でも呼んでるのかな?』
光と馨も窓に近づき、外を見た。
ハニ『そうだ!ハルちゃん!その子をお外に連れってってみようよ!』
ハニー先輩はモリ先輩の肩に乗った。
モリ『声を聞けば、親がくるかもしれない』
ハ『そうですね…行ってみましょうか』
光・馨「「そうと決まれば、let's go!!」」
こうして、鏡夜を除く、ホスト部員達は子ぎつねを連れ、外に出た。
―――中庭―――
光『此処でいーんじゃない?』
馨『そうだね~』
ハ『うーん…』
ハニ『ハルちゃん、どったの?』
ハ『いや…さっきまであんなに鳴いてたのに、全く鳴かなくなってしまって…;;;』
ハルヒの言うとおり、子ぎつねは外に出た瞬間、パタリと鳴かなくなってしまった。
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