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子『…………』
子ぎつねはさっきのようにハルヒにすり寄らなかった
ハルヒが子ぎつねに一歩、一歩、近づけば、子ぎつねも一歩、一歩と後ろに下がる
馨『あちゃー…完全に逃げてるよ』
光『うん…だけど、なんで?』
子ぎつねは威嚇をするわけでもなく、ただただ、ハルヒを避けていた
モリ『子ぎつねは自分のせいでハルヒが傷ついたと思っているんだ』
不意にモリ先輩が喋った!
ハニ『そっか…さっきの強風で子ぎつねが飛ばされて、それを助けようとしたハルちゃんが怪我をしたか…』
環『律儀なきつねだな。自分のせいだと思っているのか』
ハ『子ぎつね君のせいじゃないよ?もう大丈夫だから…おいで?』
ハルヒはにこりと笑い、子ぎつねに近づく…
子『……クゥーンクゥーン』
子ぎつねは二回…二回だけ悲しく鳴くと、ハルヒに近づいた!
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