第3巻《怪奇現象!?桜蘭に…》

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子『…………』 子ぎつねはさっきのようにハルヒにすり寄らなかった ハルヒが子ぎつねに一歩、一歩、近づけば、子ぎつねも一歩、一歩と後ろに下がる 馨『あちゃー…完全に逃げてるよ』 光『うん…だけど、なんで?』 子ぎつねは威嚇をするわけでもなく、ただただ、ハルヒを避けていた モリ『子ぎつねは自分のせいでハルヒが傷ついたと思っているんだ』 不意にモリ先輩が喋った! ハニ『そっか…さっきの強風で子ぎつねが飛ばされて、それを助けようとしたハルちゃんが怪我をしたか…』 環『律儀なきつねだな。自分のせいだと思っているのか』 ハ『子ぎつね君のせいじゃないよ?もう大丈夫だから…おいで?』 ハルヒはにこりと笑い、子ぎつねに近づく… 子『……クゥーンクゥーン』 子ぎつねは二回…二回だけ悲しく鳴くと、ハルヒに近づいた!
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