アビリティーズストーリー

～アビリティーズ～

‘神’の末裔というのはとても面倒くさい。　なんたって毎朝先祖の‘神’を拝める。
ねみーっての。私は昨夜の１１時まで勉強してたんだ。
‘神’がなんだってんだ。　私はその神の末裔なんだから同じなんじゃないか？
前置きが長くなったが・・・
私は月神　星羅　１４歳。
ご先祖様は月の女神だったとかで・・・。なんか日本発祥じゃないらしい。 とはいっても私の顔はどうみても日本人だし、父も母もれっきとした日本人。　どこまで遡れば日本人はきえるんだ？
・・・とまあそれはおいといて、月の女神の末裔である月神一族は女系で、女しか神の能力は使えない。　つまり、ジジイ（老齢者の方々、全力でスイマセン）とかは使えないってこと。
月の女神の能力は月・・・というより星っていった方が早い。　例えば‘ビックバン’とか。　あと、‘プロミネンス’という、それ太陽じゃね？なんていう技も・・・（つーか魔法）
まあ、そんなことはさて置き今日はこれからお仕事なのだ。　さっき言ったと思うけど・・・１４歳ね、私。
最近日本だけでなく世界全域で起きていることがある。
それは、妖精の大量発生だ。
なんかのゲームみたく、ボール投げたら捕まえられるものではない。　中には悪しき妖精（アンシーリーコート）とよばれる人に危害を与えるヤツもいるのだ。
それを知った日本の政府は妖精を倒せる能力をもつ者を集めた。その内の一人が私だ。
ちなみに上司は天狗の家系である。