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羽火や千華はこの疾風のことが好きなんだと。・・・後悔するぞ。
「そうだ仕事を頼まれてたんだ。」
14歳で仕事て・・・。我ながら悲しくなってくる。だって中2だよ?(作者中3今年受験)
そうして千華の話を何も聞いていなかった私は、羽火と千華に怒鳴られることとなる。
まあ、二人の話は意味が分からないから、聞いていても仕方ないんだけど。
「疾風、どんな仕事内容?」
面倒くさいので、疾風に聞けばいいや。
「・・・え?まだ聞いて無いけど。」
話してないんかーい!!
「上司に聞いてみるっていって、本部に走った。」
よし、ならばその間にいろいろ説明しますか!
まず、私たちは神や妖精などの子孫通称アビリティーズ。
力の強さは神の元々の力には全く比例しないです。
神には能力と呼ばれるものがあり、その子孫は先祖神の能力しか使えない。
例えば、疾風なら、先祖神は鳳凰。風を操る能力があるから、疾風は風を操れる。
けれど、鳳凰の能力はそれだけじゃなくて、あと一つ炎で焼かれると再生する能力がある。その能力は天賦の才が無いと使えないと言われる。
力の弱いアビリティーズなら、風を少し操れる程度。それなりの強さなら、風で人を移動させたりすることが出来る。
先祖神の能力を全て使えるアビリティーズはパーフェクトアビリティーズと呼ばれる。ただ、そんな人はこの日本には存在しない。
あとは、アビリティーズには色々種類があって、一つは
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