14人が本棚に入れています
本棚に追加
もう、限界だ。
私は、
私はいつまで嘘つきなんだろう…
どれだけの人を騙せばいいんだろう…
どれだけ自分自身を騙せば気が済むのだろう…
どれだけ嘘を積み重ねればいいんだろう…
何で…
何で私の前に座る人は騙されるのを楽しんでるのだろう…
馬鹿なのだろうか?
阿呆なのだろうか?
あぁ…
何もかも本当に
面倒だな…
中学を卒業したばかりの女子、三弥 緋雨(みや ひさめ)が思っていた事であった…
これは、
そんな“嘘つき”で”面倒臭がり”の女子のお話…
最初のコメントを投稿しよう!