03章

2/15
413人が本棚に入れています
本棚に追加
/538ページ
慎司に言われた通り、ヒカルのスキンシップを交わしていた。 部室で力無く机にうつ伏せになってると柊花が心配したのか、元気づけようしてくれてる。 「あと四日の辛抱だよ。でも、その……雅也から聞いたんだけど、ヒカル変に思ってるみたいよ」 そりゃあそうだよ。逆の立場でも変に思うことだよと思ってると柊花が雅也に呼ばれて部室を出て行った。 見送った後、机と対面する形で目を瞑る。 「実夕、食わせて」 部室の扉が開いたと思ったら閉まり、それと同時にヒカルの声で身体を起こす。
/538ページ

最初のコメントを投稿しよう!