第1章

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「いや、違う あれはギミックの力だ」 「でも、詠唱してましたよね!?」 ちくしょう、やはり魔法は使うべきじゃなかったか だが、あの時は魔法で逃げないと絶対捕まってたしな 「詠唱した方が、魔導師っぽくてかっこいいからやった!」 ふふ、どうよ! 俺の見事な言い訳は! 「では、そのギミック見せてもらえますか? ギミックハンターとして興味があります」 「…………これ…?」 魔女に見せたそれは…… 「どう見ても、只の羽根ペンですけど?」 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! こんな事なら、何か1つギミック持ってれば良かった 「……そうだよ、俺は魔導師のローゼン・マクシミリだ だったらどうした?」 結局、開き直った 「私はギミックハンターのアイリーン・シュトラハートと言います 魔導師である貴方に、折り入ってお願いがあります! どうか…、どうか私に力を貸して下さい!」 .
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