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「いや、違う
あれはギミックの力だ」
「でも、詠唱してましたよね!?」
ちくしょう、やはり魔法は使うべきじゃなかったか
だが、あの時は魔法で逃げないと絶対捕まってたしな
「詠唱した方が、魔導師っぽくてかっこいいからやった!」
ふふ、どうよ!
俺の見事な言い訳は!
「では、そのギミック見せてもらえますか?
ギミックハンターとして興味があります」
「…………これ…?」
魔女に見せたそれは……
「どう見ても、只の羽根ペンですけど?」
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
こんな事なら、何か1つギミック持ってれば良かった
「……そうだよ、俺は魔導師のローゼン・マクシミリだ
だったらどうした?」
結局、開き直った
「私はギミックハンターのアイリーン・シュトラハートと言います
魔導師である貴方に、折り入ってお願いがあります!
どうか…、どうか私に力を貸して下さい!」
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