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「こら!待ちなさい!私は君のことを心配しているのだからな。二年からはしっかりやるのだぞ!!数学のテストの点は学年トップなんだから態度もトップらしくしなさい。じゃあ、もぅいっていいぞ。」 俺は何も喋らず教室に戻った。 「お、遅かったじゃーん!で、どうだった?」 「どうもなにも授業態度で怒られて終わりだよ。」 「なんだよー。つまんねーの。」 俊介も敦もガッカリしていた。 「お前らなにを期待してたんだよ。」 「謹慎とか?なんか罰でもあるのかなぁってさ。川口、結構そういうと厳しいらしいから。」 「それは、残念だったね。俺は怒られて終わりでしたぁー。」 「なんかうざっ。あははははっ。」 三人で笑ってると、昼休み終わりのチャイムが流れはじめた。 「あ、俺なにも食べてねーよ……。」 この後の二時間、 空腹と戦いながら授業を受けた。 もちろんぼーっとしながらだ。
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