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「これ、衣装です。着替えてください。」
「はい。」
衣装を受け取ると杉本さは楽屋を出て行く。花柄のワンピースだ。清楚な感じでとても可愛らしい。こんなのが似合うのだろうか。着替え終わり杉本さんをよぶ。
「杉本さん。終わりました!」
「はーい。おぉ。よくお似合いです。次はメイクですね。」
「お願いします。」
誉めて貰えた。ちょっと照れるな。ヘアメイク等は杉本さんがしてくれるのだ。
「じゃあ、目を瞑ってください。」
「はい。」
ー20分後ー
「できました。」
「わぁ~!これ、私ですか?すっごく綺麗!」
「元がいいからですよ。」
「そんなことないです。」
杉本さんは口が上手だ。時計を見るともう時間だった。早いものだ。
「行きましょうか。」
「はい。」
舞台へ向かう。足はまだ痛いけど我慢できるから我慢する。
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