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太古の昔
科学が発展した平和な世界に閃光が走った。
すると1億人に1人の割合で天変地異を起こせる程の絶大な力を与えられた。
間もなくして平和な世界は一変する。
少数の[持つ者]は世界を我が物にしようと虐殺の限りを尽くす。
日に何度も起こる巨大地震や津波により世界地図は変えられ、ハリケーンにより都市は壊滅。巨大な隕石の雨が降った。
[持たざる者]は逃げ惑い、誠の姿勢と人類愛の心で人類救済のために必死に祈り通した。
その祈りが通じて[持たざる者]にもまた、身を守るための力が与えられた。
しかし[持つ者]の絶大な力の前には[持たざる者]のその力も無に等しかった。
この二つの力を総称して[魔法]と呼ぶ様になった。
人類は数を減らし、滅亡への道を辿る。
そんな中、[持たざる者]を救済すべく救世主が現れる。
救世主ナラト
[持つ者]以上に力を持ちながら、[持たざる者]へ救いの手を差し延べた。
世界中の[持たざる者]は救世主ナラトの下へ結集し、神に命を捧げる騎士の意、[神命騎士団]を結成した。
[持つ者]も団結し、[神命騎士団]と[持つ者]との戦争になった。
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