始まりは

2/9
前へ
/11ページ
次へ
……時は遡り、約1年前。 それは突然の出来事だった。 「私、君のことが好きなんです///付き合ってください///」 「え?僕!?」 「そう!君!」 びっくりだった。 なんの取り柄もない僕が、 ものすごく可愛い女の子に告白されたのだから。 だから、僕は言ったんだ。 「僕なんかよりもっと君にふさわしい人がいると思うよ、それに申し訳ないけど、僕は君をよく知らないんだ」 「それって、ごめんなさいってこと?」 彼女は恐る恐るそう聞いてきた。 僕はそれに頷いて返事をする、すると彼女は残念そうな顔をして口を開いた。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加