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僕も自己紹介しないと。
「僕は柏木 焔、これからよろしくね」
「うん、そろそろ帰ろっか?」
「そうだね時間も時間だしね」
あと30分もあれば日は暮れるといった時間帯、僕らは分かれて帰路についた。
その次の日から彼女は学校にいる間はほとんど僕と一緒にいた。
彼女は明るい性格で人当たりも良いので、僕も苦にはならなかったし、むしろ楽しいと思っていた。
僕らはみるみる仲良くなり、僕には当初無かった気持ちが芽生え始めていた。
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