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お昼を食べ終わり、外の庭の手入
れ[何故か和風庭園]をして、日が
落ちて迎えた夕飯。
いつもいるピースにハブメルの姿
がなく、颯人先生は驚いた。
それにキルリは笑うと告げた。
「学友や恋人と食事だってさ」
そう言い、ダイニングにキルリは
夕飯を運んできた。
あっさりとした和食が食卓を飾り
、キルリが再び笑って言った。
「お風呂後…空いてる?颯人」
「あ、ああ」
颯人先生が答えるとキルリは嬉し
そうに笑う。その中性的な顔が見
せる笑顔は面食いな女子なら一発
で落ちるものだが、幸い颯人先生
は男性だ。
「じゃあ、後でもう一度来てよ…
いい光景が見れそうだからさ」
そう誘うキルリに颯人先生は首を
傾げながら頷くのだった。
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