1人と1人

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「――で、アンタが居るわけか。 おっさん、びっくりしたわ」 「同感」 翌朝、キルリの元へ来たハブメル とピースがキルリから事情を聞き 胸を撫で下ろした。 昨晩、酒に酔った颯人先生を泊め た。それはキルリらしいと言えば キルリらしいが、ハブメルやピー スから言わせればもう少し危機感 を持ってもらいたいものだ。 まぁ、何かあったら今頃颯人先生 はここに居ないのだが。 「バナナブレッド…口に合うかな ?颯人」 「うまい」 「良かった~」 「だからお前はどこの新妻だキル リ」 ハブメルの突っ込みが朝から炸裂 とは、相当昨日飲んだまたはまだ 、覚醒してないのか、キルリはホ ワホワしていた。 と、キルリはあるケースを颯人先 生の前に出して笑顔で言った。 「颯人が前に着けていた力制御以 外の沈めるだったかな…の力を持 つピアス。作ってみた」 「…レプリカか」 「まさか、完成品」 「紛らわしいんだよテメェラ」 「主にキルリって言ってくれ」
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